xSIG 2026
xSIG (cross-disciplinary workshop on computing Systems, Infrastructures, and programminG) は,JSPP,SACSIS,ACSI の伝統を受け継ぎ,2017年より新たに始まった国内会議です. 全主催・協賛研究会の分野にまたがる(cross-SIG) 幅広い分野を対象とします.
xSIG は,これら分野にまたがる発表,議論の場を提供すること,および,国際標準的なピアレビューを行って若い研究者を育成することを目指しています.
- xSIG で得られたフィードバックを元に研究を進展させ,国際学会やジャーナルへと歩を進めることを期待します.予稿集を発行しませんが,採択された論文は,会議期間中,会議参加者のみに対して提供します.また,昨年までに引き続き,情報処理学会ACS論文誌ではxSIG連携号を準備しています.xSIGの次のステップの一つとして投稿をご検討ください.
- 国際標準的な学会形式(査読を意識した投稿,査読を受ける・する,PC会議での議論など)を通じて,実質的なフィードバック,および,若い研究者への査読論文執筆の訓練・練習の場を提供します.学生を含む若手研究者が,論文査読やプログラム委員を早期体験する機会としてヤング・プログラム委員制度を設けます.
- 学生を対象とする賞を多く設けます.
2020年より,xSIGは国内のコンピューティングシステム関連の研究会が一堂に会する機会であるSWoPPの中で開催しています.
会期・会場
- 会期 2026年8月5-7日 SWoPP2026内
- 会場 岐阜県高山市 飛騨・世界生活文化センター(愛称:飛騨センター)
重要日程
- 2026/3/10(火) 17:00 (JST): 論文登録〆切
- 2026/3/17(火) 17:00 (JST): 論文アップロード〆切
- 2026/4/28(火)頃: 採否通知
- 2026/6/29(月) 17:00 (JST): ポスター投稿〆切
- 2026/6/30(火)頃: ポスター採否通知
- 2026/8/5(水)-7(金): SWoPP 2026 内開催 (xSIG2026は8月5日に開催)
xSIGの有料化について
xSIG2024までは前身であるSACSISの剰余金を用いて運営してきましたが、その剰余金もほぼ使い切ったため、スポンサー収入および採択者の皆様に少しずつ賄っていただきたいと考えています。 口頭発表1採択あたり9,900円を情報処理学会のマイページからお支払いいただく予定です。 xSIGの継続的な実施のためご協力をよろしくお願いいたします。
CFP
Call for Papers
募集対象 と 査読の基準
xSIG は,計算システム,計算基盤,プログラミングに関する,複数の研究会 にまたがる (cross-SIG) 幅広い分野の論文を募集します. 新規性の高い論文はもちろんのこと,実装・開発事例や実験データ等を含めた有用性の高い論文も歓迎します. 投稿された論文に対して プログラム委員会 (PC) による査読(論文審査)が行われます. 査読の役割としては,限られた発表枠に対して論文を選定することを外すことはできません. しかし xSIG は,査読のプロセスを通して研究の進展と研究者の育成に資する ことが最も重要であると考えます. 査読者は,投稿された論文そのものに対する評価にとどまらず,研究を進展させるための建設的なコメントを返します. 投稿者には,そのフィードバックを活かして研究を進展させ,投稿論文を基にした論文を国際会議・学術論文誌などへ投稿することを期待します. そのため,採択論文・受賞論文の選定に際しては,論文自体の完成度に加えて,研究の内容と将来性を総合的に評価します.ただし,論文としての論旨の確かさ等,研究内容を他者に的確に伝えているかどうかは評価の対象となります. また,より効果的なフィードバックを返すために、投稿時にコメントへのリクエストを書いていただきます.
投稿論文のフォーマット
予稿集を発行しないという特徴を活かし,投稿論文のページ数・フォーマットの制限を大幅に緩和します.詳細はこちらをご覧ください.
投稿システム
論文投稿・査読には,EasyChairを利用します.
締め切り
- 2026/3/10(火) 17:00 (JST): 論文登録〆切
- 2026/3/17(火) 17:00 (JST): 論文アップロード〆切
表彰
Research Awards
Best Research Award を 1件,Outstanding Research Award を 最大2件程度,それぞれ選出し,全著者を受賞者として表彰します.賞金は,Best が 3万円,Outstanding が 2万円です.
IEEE Computer Society Japan Chapter xSIG Young Researcher Award
第一著者が登壇発表を行い登壇発表時点で40歳以下である論文の中から,総採択論文数の10%程度を xSIGプログラム委員会が選出し,第一著者を受賞者として表彰します.副賞賞金は,学生の場合 1万円,社会人の場合 3万円の予定です(ただし総額5万円以内).
Student Awards
第一著者が修士課程学生(論文投稿時)である論文の中から,Best Master’s Student Award を 1件,Outstanding Master’s Student Award を 最大2件程度,それぞれ選出し,第一著者を受賞者として表彰します.賞金は,Best が 1万円,Outstanding が 5千円です.
第一著者が学部生以下の学生(論文投稿時)である論文の中から,Best Undergraduate Student Award を 1件,Outstanding Undergraduate Student Award を 最大2件程度,それぞれ選出し,第一著者を受賞者として表彰します.賞金は,Best が 1万円,Outstanding が 5千円です.
Student Awards for Criteria
第一著者が修士課程以下の学生(論文投稿時)である論文の中から,以下を選出し,第一著者を受賞者として表彰します.
- Outstanding Effort Award (最大3件程度): 当該論文の技術的貢献に関する実装やデータ取得などに対してかけられたtime and effortを顕彰するものです.
- Outstanding Presentation Award (最大1件程度): 論文の説明の明確さや論旨の確かさを顕彰するものです.
- Outstanding English Award (最大1件程度): 優れた英語での論述を顕彰するものです.
ヤング・プログラム委員制度
若い研究者にとって,プログラム委員としての経験を積むことは,自身の研究・論文執筆活動にとっても非常に有益です.xSIG では,学生を含む若手研究者に,ヤング・プログラム委員 として採否決定会議を含むプログラム委員会に体験的に参加する機会を設けます. ヤング・プログラム委員の資格は,査読付き論文の投稿の経験があることとします. 1件の投稿論文には,通常のプログラム委員に加えて,最大 1名のヤング・プログラム委員が割り当てられます.ヤング・プログラム委員は,割り当てられた論文の査読を行うとともに,採択決定会議での議論にも加わります.ただし,採否の最終決定は,論文に割り当てられた通常のプログラム委員とプログラム委員会によって行います.
応募方法
お名前,ご所属(学年/職名),メールアドレス,これまで発表された論文リスト(査読の有無を記載)と, ご自身について照会できる方のお名前,ご所属,職名,メールアドレスを添えて以下までご連絡ください. xsig2026-pc-core@googlegroups.com
ヤング・プログラム委員の重要日程(予定):
- 2026/3/10 (火) ヤングPC応募締切
二重投稿
投稿論文と,当該論文と同一あるいは同一グループの著者による以下の論文が,プログラム委員会によって同一と判断された場合には,二重投稿とみなし,採択しません:
- 査読(論文審査)中の論文
- 査読(論文審査)を伴う,ISBN あるいは ISSN を有する刊行物に採録された論文
なお,同一性の判断は,その内容によって行い,記述言語,文体,体裁等の差異は問いません.
二重投稿の事実が論文の採択決定後に判明した場合には,採択を取り消すことがあります.ただし,論文の採否通知後に国際会議,論文誌へ新規に投稿することは妨げません.
フォーマット
投稿論文フォーマット
言語
和文,または,英文 とします.
必要項目
以下の必要項目が含まれている限り,フォーマットは制限しません:
- 最初のページのヘッダ部に “xSIG 2026 Confidential Draft — Do NOT Distribute!” と記載.
- 題目 (title)
- 全著者の氏名と所属 (authors and affiliations). xSIG は,single-blind workshop です.
- 内容梗概 (abstract)
- 本文
- 参考文献 (reference) これら以外の項目(例えば,謝辞など)が含まれていても構いません. 和文の場合,英文の題目,著者名(所属),内容梗概は,論文中に記載する必要はありません.ただし英文の題目と著者名(所属)は,登録時に必要となります.
分量
参考文献を 除き,和文 10,000~20,000文字程度,英文 4,000~8,000 words 程度 とします.ページ数は制限しません.この分量は,twocolumn,10pt だと 5~10ページ程度に相当します.
会期中に参加者に公開する論文
会期中に参加者に公開する論文は,採択決定後,会期前に別途 提出いただきます.
LaTeX
jarticle.cls などを利用する場合
jarticle.cls などを利用する場合,\maketitle の代わりに,例えば以下のような記述をすることで,フォーマットに適合した論文を作成できます.これはあくまで一例ですので,使用するスタイルファイルに合わせて適宜修正して下さい.
\documentclass[10pt, a4j]{jarticle}
\begin{document}
\twocolumn[
\centering
xSIG 2026 Confidential Draft --- Do NOT Distribute!\\ \vspace{5ex}
{\LARGE 論文題目}\\ \vspace{4ex}
{\large
著者氏名1$^{\dagger}$\hspace{1em}
著者氏名2$^{\dagger}$\hspace{1em}
著者氏名3$^{\ddag}$ % …
}\\ \vspace{2ex}
$\dagger$: 著者所属1\hspace{1em}
$\ddag$: 著者所属2\\ \vspace{3ex}
]
\begin{abstract}
本稿は, … 述べる.
\end{abstract}
\section{はじめに}
近年では,… \cite{bib:xsig-2026}.
\begin{thebibliography}{99} % 参考文献
\bibitem{bib:xsig-2026} xSIG 2026, /2026/ (2026).
\end{thebibliography}
\end{document}
情報処理学会 LaTeX スタイル・ファイルを利用する場合
情報処理学会の ipsj.cls を用いる場合には,以下のようにしてリフォーマットすることができます.
\documentclass[submit,techrep,noauthor]{ipsj} % techrep, noauthor で,英文題目等が未定義でも通る
\title{
\raisebox{4ex}[0pt][0pt]{\normalsize\rm
xSIG 2026 Confidential Draft --- Do NOT Distribute!}\\ % タイトルにヘッダを埋め込み
論文題目}
% \etitle{Title in English} % \etitle は定義しない
\affiliate{T}{東都大学 情報学研究科\\
Graduate School of Informatics, Toto University}
\author{情報 太郎 }{Taro Joho}{T}[joho@toto-u.ac.jp]
\begin{abstract}
本論文は, …述べる.
\end{abstract}
\begin{document}
\maketitle
\thispagestyle{plain} % ヘッダ・フッタを消す(\maketitle のあるページ)
\pagestyle{plain} % ヘッダ・フッタを消す
\section{はじめに}
近年では,… \cite{bib: xsig-2026}.
\def\newblock{\hskip .11em plus .33em minus .07em}
\bibliographystyle{ipsjunsrt} % 参考文献
\bibliography{myrefs}
\end{document}
Overleafを利用して論文作成する際のTIPS
jarticle.clsやipsj.clsをOverleafで利用する場合は,メニューの設定でコンパイラをLaTeXに変更し(標準ではpdfLaTeX),.latexmkrcファイルを新規作成して以下の内容を書いたうえでコンパイルしてください.
$latex = 'platex'; $bibtex = 'pbibtex'; $dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S'; $makeindex = 'mendex -U %O -o %D %S'; $pdf_mode = 3;
卒業論文・修士論文 と 投稿論文
xSIG では,卒業論文・修士論文の基となる論文の投稿を歓迎します. ただし,卒業論文・修士論文と投稿論文は,目的からして異なります.卒業論文・修士論文のベースとなる論文を投稿する場合には,以下の点に注意してください:
- ヘッダ等に「卒業論文」,「修士論文」などと書かない.
- (自身だけではなく)全著者の氏名と所属を書く.
- 「指導教員」や「提出日時」を書かない.
- 謝辞の宛先,内容.
前記の文字数・ワード数制限を超過しない場合であっても,技術的内容に比して長すぎる論文は一般に減点の対象になります.特に,卒業論文・修士論文のベースとなる論文を投稿する場合には,以下を推奨します,すなわち: 背景知識を,
- 当該分野の専門家なら知っているであろう一般的背景知識 と,
- 当該分野の専門家に対してでも説明を要するであろう論文固有の背景知識
に,章・節を分けて記述しておき,投稿論文では前者を省略するのです.
これらを分けて記述しておくことは,卒業論文・修士論文を分かりやすくするうえでも役立つでしょう.
組織
組織委員会
| 組織委員長 | 竹房 あつ子 | (国立情報学研究所) |
| 組織委員 | 井上 拓 | (IBM) |
| 入江 英嗣 | (東京大学) | |
| 岩下 武史 | (京都大学) | |
| 遠藤 敏夫 | (東京科学大学) | |
| 大島 聡史 | (九州大学) | |
| 小口 正人 | (お茶の水女子大学 ) | |
| 鯉渕 道紘 | (国立情報学研究所) | |
| 合田 和生 | (東京大学) | |
| 光来 健一 | (九州工業大学) | |
| 五島 正裕 | (国立情報学研究所) | |
| 田浦 健次朗 | (東京大学) | |
| 滝沢 寛之 | (東北大学) | |
| 津邑 公暁 | (名古屋工業大学) | |
| 中田 秀基 | (順天堂大学) |
プログラム委員会
| プログラム委員長 | 入江 英嗣 | (東京大学) |
| プログラム副委員長 | 穐山 空道 | (立命館大学) |
| 根本 潤 | (Scalar) | |
| 藤田 典久 | (筑波大学) | |
| ポスター委員長 | 八巻 隼人 | (電気通信大学) |
| プログラム幹事 | 小泉 透 | (名古屋工業大学) |
主催・協賛
| 主催 | (社) 情報処理学会 | システム・アーキテクチャ研究会 | (ARC) |
| ハイパフォーマンスコンピューティング研究会 | (HPC) | ||
| システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会 | (OS) | ||
| プログラミング研究会 | (PRO) | ||
| データベースとデータサイエンス研究会 | (DBS) |
| 共催 | IEEE | Computer Society Tokyo/Japan Joint Chapter | |
| 協賛 | 電子情報通信学会 | コンピュータシステム研究専門委員会 | (CPSY) |
| データ工学研究専門委員会 | (DE) | ||
| リコンフィギャラブルシステム研究専門委員会 | (RECONF) |
History
「考える会」
1989年に第1回が開催されたJSPPから,SACSIS,ACSI と,名称を変えながら続けられてきた国内会議ですが, 通算27回目にあたる ACSI 2016 をもって,先行きが不透明となりました. そのため,その後のあり方について関係コミュニティ全体で前提条件無く議論するため, 研究分野間の新たな連携に関する検討会(通称:考える会) を発足し,2016年2月から7月まで,4回に渡るオフライン・ミーティングにおいて議論を重ねてきました. その結果,以下のことが再確認されました:
各研究会個別の取り組みに加えて,研究会を横断する (cross-SIG) コミュニティ全体で会議等を開催することは, 分野間の研究交流のために重要である. 投稿論文を査読することは,論文投稿者の研究の発展,ならびに,若手査読者の経験の増大に資する. 国内会議での発表は研究の初期的な通過点と位置付けるべきである.したがって: この会議への投稿がその後の国際会議・論文誌への投稿の妨げとなってはならない. 既発表とみなされるリスクは低減すべきである.また,初期的な通過点と位置付けるにあたっては, 言語を英語に限定することは必ずしも有効ではない. 学生を含む若手研究者の育成の役割を重視すべきである. xSIG の基本的な構想 は,この 「考える会」において議論されたものです. 「考える会」の議論の詳細については,こちら をご覧ください.
過去のxSIG
- xSIG2025 (SWoPP内開催.オンライン/サンポートホール高松)
- xSIG2024 (SWoPP内開催.オンライン/あわぎんホール)
- xSIG2023 (SWoPP内開催.オンライン/函館アリーナ)
- xSIG2022 (SWoPP内開催.オンライン/海峡メッセ下関)
- xSIG2021 (SWoPP内開催.オンライン)
- xSIG2020 (SWoPP内開催.オンライン)
- xSIG2019 (慶應義塾 大学 協生館)
- xSIG2018 (一橋講堂)
- xSIG2017 (虎ノ門ヒルズフォーラム)